2016年12月26日月曜日

8639~ハチロクサンキュー~



あなたが”本当の友達”と言える人数は何人ですか?


この回答が近年実にシビアらしい。


ネットサーフィンしてみたけれど、0人という回答を持つページしか見当たらなくて、思わずガッカリしてしまう。


辛い時に頼れるのが本当の友達なんだろうか。

情けない表情をさらす事が出来たら、その目の前にいる人が”本当の友達”だと認めざるを得ないのだろうか。



ていうか、そもそも友達って、なんだ?



一台の車が運ぶ縁をみんなは信じるだろうか。



その車内で結ばれた縁が実に8年間も続いていること、誰か信じてくれるだろうか。



本当の友達かぁー、っと年末になると、少々回顧的になるのは、私だけでは無いはずだ。


整理整頓という名の元に手を動かせば、古いアルバムや、部活で貰った寄せ書きの色紙にブチあたって、ついつい読みこんでしまう。


写真を見れば見る程、背景が似通っていることに気づく。



確かに時は経っているのだ。

なのに、写真の背景がかわらない。




高校1年生でスキー部に入って、色んなゲレンデに行って滑ってきたから、雪景色がそんなに変わらないとしても、少しくらいは差異があるはずだ。



全国、津々浦々、どのスキー場に行くにも、大型バンで行っていたため、毎年記念写真を撮る時にはそのバンが片隅に必ず写っていた。


(余談だけれど、この車で色んなパーキングエリアに寄っては、メロンパンだの出来たてコロッケだの買って、皆で分けて食べたの、マジで美味しかった。楽しすぎて、何回か、食べかすを落としたことは、運転手には内緒。)



もとい、部活ではありったけの失敗をしてきた。
ゲレンデで派手に転ぶ、といったわかりやすい転倒から、人間関係の拗れ(こじれ)といった解りづらいものまで。


失敗、というものに出会っては、この車に持ち込んで反省してみたり、たまに泣いては、部活の同期に励まされてきた。


当時の運転手は、部活の顧問である今井先生。
今は先生も還暦を過ぎて引退され、この車の所有者は今井先生の息子さんである。


そして、今、私は同期である今井先生の息子と、そしてその他の同期2人と、昔と同じバンでまた雪山を目指している。



想い出の車には、別名がある。



ハローサンキュー号。



仲間と乗るには、なんて語呂のいい車なんだろう。




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